パニック障害になって、地獄を味わった話(再発2回経験済)

2019年12月、私はパニック障害と診断されました。生まれて初めて過呼吸になり、心療内科を受診したところ「コーヒーをやめて、加味逍遙散の漢方を飲めばすぐに良くなる」と言われましたが…ここから地獄が始まりました。

過去記事はこちら↓

パニック障害について、無知だった頃

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パニック障害になる前

パニック障害」という言葉は何となく聞いたことはありましたが、どういう症状であるのかについては全く知りませんでした

私が持っていたイメージとしては、何か精神的に追い詰められると混乱しやすくなる、という感じ。とても焦りやすくなるとか、そんな感じなのかなぁ?と思っていました(大馬鹿者です)。

パニック障害になった当初も、まだまだ無知でした

生まれて初めて過呼吸になり、さすがにおかしいと思いネットで調べると「パニック障害」らしいということがわかりました。

ネットで調べると「電車」が圧倒的に苦手な方が多かったので、とりあえず電車を避ければいいのかな?という程度。しかしその後、すぐに予想を大きく裏切られることになります。

車、お風呂場、自宅の中など、場所問わず至るところで発作が起きる

お風呂場での発作

私はお風呂好きでよく湯船に浸かっていたのですが、湯船に浸かった瞬間に冷や汗、動悸、震えなどが一気に襲いかかってきました。

とりあえず慌ててお風呂場から出たのですが、その後何度やってもダメだったので、しばらくはドアを開けたままシャワーをする、ということになりました。

食後の発作

ある日のこと、家の中でのんびり夕飯を食べていました。すると食後すぐに、心臓がバクバクと聞こえるほどの激しい音が鳴り始め、息苦しいと思った瞬間、過呼吸になりました。

まさか自宅の中で、しかも食後に過呼吸になるとは思っておらず、びっくりしました。

寝ている間も発作が起きるため、ノイローゼ気味に

こちらは再発2回目からですが、寝ている時に急に息苦しくなって飛び起きる、ということが頻繁に起こるようになりました。

寝巻きのまま、外に飛び出したこともあります。寝ることが怖くなり、ノイローゼ気味になりました。

ちなみに裏技として扇風機の風を浴びると発作がおさまることがわかったため、発作で飛び起きた時は冬でも扇風機をつけていました。

予期不安との戦い

発作以外にも厄介なのが、予期不安です。

たとえば乗り物限定で発作が起きる場合は、その時に予期不安を感じるものだと思いますが、私の場合は完全な屋外以外はどこでも発作が起きたため、常に予期不安との戦いでした。

そのせい(仕事もありますが)で半年後にうつ病を併発することになるのですが、本当にキツかったです。

車の場合は、必ず窓を開けること。電車の場合は満員電車には決して乗らず、各駅に乗ること。また、入り口付近を確保すること(すぐに下車できるように)。

とりあえず発作を起こすと外に出たがる傾向にあったため、風にあたれば問題ないということは学習しました。

買い物すらまともにできない

普通にスーパーで買い物をしていると、急に発作が起きるため、まともに買い物ができなくなりました。

過呼吸になる前に。ささっと買い物を済ませて外に出て空気に触れればおさまるため、なるべく早めに買い物を済ませるようにしていました。

美容院が怖くて行けなくなった

美容院で最も怖かったのが、シャンプーでした。

そのため最初の数ヶ月は避けていましたが、さすがにいつまでも髪を切らないわけにはいかないため、頭皮に湿疹ができたのでシャンプーはやめて欲しい、という嘘をついて回避しました。

コーヒーを辞めても再発したので、絶望した

再発は2回起きました。

初めてパニック障害になったのが2019年12月。そこから完全にコーヒーをやめて漢方を飲むことで、数ヶ月で一度寛解しました。

しかし2020年6月にうつ病になり、9月に任意入院する辺りで再発1回目。

そして2021年8月辺りに、今度は睡眠中に発作が起きるようになり、合計2回再発しました。

もちろん診断されてからこれまでの間、ノンカフェイン生活はずっと続けていましたし、漢方も飲んでいました。そして抗うつ薬も飲んでいたので、もはや手詰まりでした。

転院した病院が神対応、すぐに治った

転院したばかりの病院に相談し、睡眠中に発作が起きる旨を伝えると、レキソタンという薬を処方してくれました。

いまも変わらず飲んでいますが、レキソタンイフェクサーの組み合わせが劇的に合ったことから、発作は数日でおさまりました。

うつ病も段々と良くなり、そして以降1年以上、パニック障害の再発は起こっていません。

そもそも何故パニック障害になったのか

ここからはあくまでも推測ですが、この頃は個人事業主をしており、3年目で売り上げも順調である反面、多忙な日々を送っていました。

仕事のストレス、多忙による不眠、個人事業主ということからくる不安定な収入(常に働かなければいけないというプレッシャー)。

昼夜深夜問わずLINEで連絡が飛び交い、何かあれば打ち合わせをして、色々な会社とやりとりする日々。

納期のある仕事のため、朝方まで仕事をすることもザラでした。

多忙とストレス→長く続いた不眠症→カフェインの多量摂取→頻繁に起こるめまい→発作という流れです。月に300時間くらい働いていたと思います。

どんな病気でも早期発見&早期治療が早期回復に繋がりますが、パニック障害はなかなか根深いもので、休職や退職をしたからといって治るものでもないため、自分の内面や生活環境、考え方と向き合う必要かあります。

また、うつ病を併発しやすい病気のため、我慢せずに病院に行くことを強くオススメします。